プランターで家庭菜園

病害虫予防

野菜を育てる上で悩まされるのが「病気」と「害虫」です。特に無農薬で育てる場合はその被害も大きくなります。ちょっとした予防と工夫で病害虫から守ることができます。またそうなってしまったとしても、大きな被害になる前に早期発見して対応しましょう。

 

まずは予防法として、病気に強い品種や丈夫で健康な苗を購入することです。健康な苗は害虫被害を受けにくいです。
  • 日当たりや風通しをよくしましょう。
  • また畝を高くするなど水はけを良くしましょう。
  • 水はけを良くすれば病害虫は発生しにくいです。
  • バランスのとれた適切な量の水や肥料を施しましょう。

もしも病害虫に侵されてしまったら、その部分の葉や茎を早急に取り除きましょう。病気の発生しやすい場所は、新芽、つぼみ、花、葉の裏、葉の付け根、株元です。連作はやめましょう。つまり毎年同じ場所に同じ野菜を育てるのは良くないということです。土中の同じ養分ばかり吸うので、害虫が大量発生してしまいます。違う科、違う種類の野菜を育てるようにしましょう。急激な温度変化を防ぐために、ワラなどで覆いマルチングをしましょう。

 

主な害虫としては、ナメクジ、コガネムシ、ケムシ、アオムシ、テントウムシダマシ、ネキリムシなどがあります。対策としては、
  • ナメクジにはヒド剤を散布すると良いです。
  • コガネムシは、幼虫にはダイアジノン剤を成虫はMEP剤で退治できます。
  • ケムシやアオムシは、BT剤が良いです。
  • テントウムシダマシは、アブラムシを食べてくれるのでいいのですが、背中に28個の点があるものは被害を及ぼします。MEP剤で退治できます。
  • ネキリムシは、BT剤で退治できます。

いづれも食害される前に、日々の手入れの中で早期発見することが大事です。

 


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